脳は一人称二人称三人称を区別できない。
区別できないということは「誰」を判別できないということだ。
そのため人を励ました場合は自分に言い聞かせているのと同じになる。反対にネガティブな話題を共感していると自分自身に言い聞かせていることにもなるので注意が必要だ。
私自身の経験だが「うんうん」と話を聴きながら共感し励ますと心が暖かくなる瞬間を感じたことがある。それが「区別」できていない状態だと思われる。
だが声をかけられない時もある。その時はその問題に対して自分自身が向き合えず励ますことを許可できていないからだと私は考える。
経験が浅く疎い事柄にはこの傾向が強いように思う。自分の中で許可ができなければ人を励ますことは難しい。
もう少し掘り下げるとこれは「潜在意識」と深く関係してくる。あなたの言葉を一番聴いているのは自分自身なのだから。
意識するだけで発する言葉は自ずと変わってくる。