感情は工場のベルトコンベア

工場では製品がベルトコンベアに沿って流れ選定者によって不良品は処分されていく。不良品が世に出た場合は人や会社に悪影響や損害を与えてしまう。そのため一定の質が保たれた製品が出荷される。

人の感情も何か出来事があった時に製品が流れてくる。そしてその多くはネガティブな反応としてそのまま出荷されてしまう。その感情はイライラや不満へと変わり周囲の人に悪影響を与えてしまう。

上司に叱られた時に「あの人は何も分かっていない！」と愚痴をこぼすか「私の成長を見守ってくれている！」と感じる人もいるように、私たちは何か出来事があった時に「意味づけ」を行い、どんな反応をするのか選択している。

良い選択のためには頭の中で選定者を増やしネガティブな感情は処分することが必要だ。そして出荷されるのはネガティブを受け入れた上で前を向いた建設的な考え方である。

良い製品、つまりは良い感情を世に送り出そう。

良い製品が世の中を変えていくのと同じようにあなたの良い感情で影響を与える人は必ず存在しているのだ。