自分の価値と魅力を知ろう

私は「断れる人」「一線を引ける人」を尊敬する。

私はつい安請け合いしてしまうタイプ。なので「断れる人」は自分を大切にしている、自分の芯を持っているんだな、と映り眩しく見えてしまう。

「自分を軽く扱っている人は、他人からも軽く扱われる」

「無愛想なススメ」という本でこの言葉に出会った私は衝撃を受け自分を含めこれまでの周囲の人を思い返してみた。

他人に合わせている人はよく愛想笑いをし強気に出られると引き受けていた。もちろん愛想笑いで。

恐らく自分の意見を言わないから「この人なら大丈夫」だと踏んで接してきている。つまり自分を軽く扱っているからだ。

今思えば他の何者でもない「自分自身」が軽く扱っているのだから相手も軽く扱うだろう。

反対に「自分自身」が軽く扱わなければ周りも理解した上でそれ相応の対応をしてくれる。後者の方が生きやすく互いに「尊敬」がベースの関係が作りやすい。

この言葉に出会ってからは少しずつ「断る」意識をしている。断ることで寧ろ自分にもっと興味を持ってくれる人やそっけない対応をしてくる人など様々な発見がある。 その中で興味関心を持ってくれる人をより大事にしていきたいと思っている。

自分の価値や魅力に気づくことが軽く扱わないための第一歩。

少しずつでも「断る」選択をしていけば違う景色が見えてくる。