20歳の経営者、すばるさんに会ってきました。
どんな人物なのか?
- 彼は17歳の頃に起業をし現在20歳
- 人や商品をプロデュースする事業を行なっている。
- プロデュースのマインドは「人を不幸にする商品は売らない」ということ。人が幸せになる商品を売っていきたいとのこと。
「営業」と聞いた時どのようなイメージを思い浮かべるだろうか?
- 「買いたくもない物を売りつける」
- 「敬遠されひたすら断られる」
などのマイナスなイメージを思い浮かべると思う。私はそうだった。
彼がいうには「営業」は生まれた時から行なっており身の回りに溢れている。2つの事柄に例えていただいた。
- 1つは赤ちゃんだ。泣くことで「私はおっぱいが飲みたい」などと営業をする。
- 2つ目は人を誘う時だ。「今日は山や川で遊ぼう!」「私の家でゲームをしよう」など学生の頃には「私」と遊ぶ「メリット」を提示している。
我々は普段から「営業」は行なっていると気づかされた。
これからは自分で稼ぐ力が求められる
「昔と違い今は会社が倒産するのが当たり前。会社一本でしがみつく方がよっぽどリスクがある」とのこと。
想像してほしい。会社の看板が外された自分に何が残るのか?生きる選択肢は?アルバイト?
おそらく限られるはずだ。
ちなみにすばるさんの知人には靴磨きだけで月30万以上稼ぐ方もいるらしい。サラリーマンから経営者まで様々な人と出会い思わぬ仕事に繋がることもあるそうだ。
安定した働き方は複数事業を行うこと。リスクの分散により咄嗟の出来事にも柔軟に対応できるのだ。
木を複数の植えていくようなイメージ。一本が育たなかったり倒れても他の木でカバーができるのだ。
ちなみに働き方の違いであってどちらが偉いという話ではないので誤解しないでほしいとも言っていた。
結果が全て
彼が起業すると決めた17歳の時、ショックで母親を泣かせてしまったらしい。リスクのある生き方のため当然だ。しかし事業を通して稼いだ通帳を見せたところ納得し今は応援してくれるそうだ。
「結果が出ればそれが正論になる」という彼の言葉には重みを感じた。
自分と向き合う時間を作ろう
忙しい今の世の中はリラックスタイムにスマホをいじってしまうことが多い。そしてキラキラした投稿と自分を比較し疲れ果ててしまうのだ。気がつくと自分のやりたいことは何だろうと悩むようになる。
だからこそ自分独りの時間を作り向き合うことが必要だ。その時の想いを書き出し自分の気持ちを客観視することが向き合うコツとのこと。
本を読むこと、人と会うことについて
私は本を読むこと、人と会うことが好きだ。本や人から学ぶことで視野が広がるからだ。そしてその広がった視野で様々な生き方を糧に実生活に活かしていく。そうすれば生きやすくなると考えていた。
すばるさんはそんな私とは真逆の考え方を持っており衝撃を受けた。寧ろ生き辛くなるという。
視野が広がるとどうなるか?良い面も悪い面も見えるようになる。悪い面をバネに行動をしていけば問題はないが、行動が伴わず引き算をし比較してしまった場合はどんどん惨めになっていく自分が際立って生きづらくなってしまうそうだ。
知らぬが仏とはよく言ったもの。知らない方が幸せに生きていける場合もあるのだ。
視野を広げることが自分を苦しめる
私用の合間を縫って会いに来た私に対し「行動力がありますね」と褒められた。嬉しかったです!笑
人と会う理由は先に述べたが視野を広げるためだ。
すると彼は「視野を広げ続けると会社に居づらくなってくるはずだ。このまま騙し騙し続けるといずれ潰れたり爆発してしまう」と言う。
たしかに私の休みは今年に入ってからずっと週に1度だけだ。仕事の楽しさを感じてはいるが自由な時間が限られるのは辛いと感じていた。
ストレス、メンタルケアは心がけているつもりだが対処療法で長くはもたないかもしれないとのこと。
まとめ
彼と話すことで今後の生き方や考え方について見直すきっかけとなりました。本を読んで終わりではないのと同じく、人と会うだけではなくそれに伴った行動が成長の秘訣だ。
最後に
経営者であるすばるさんの読書術を聞いてみました。
秋から冬にかけて沢山の本を貪り読み、得た知識を事業に活かすことが彼の読書術。
思わず冬眠を思い浮かべてしまった。読書術は人それぞれの個性が見えて面白いですね。