他者評価と自己評価
評価は二種類ある。1つは「他者評価」でもう1つは「自己評価」だ。
前者は他者による評価であり、その内容は褒めることやお叱りの言葉であったりする。
後者は自分の評価であり、自身の出来たことや上手くいかなかったことを評価する。
人は褒められると嬉しいものだが危険性もある。例えば「仕事が早いね」と褒められれば裏を返せば「仕事を早くこなせない自分には価値がない」と考えてしまい常に気を張りながら仕事と向き合わねばならなくなる。
このように「他者評価」に合わせて行動してしまうと生きづらくなってしまう。
私自身もよくあるが自分の中の「軸」がないと他者に合わせて行動をすることが多くなる。そのうちに自分の本音が分からなくなり流されてしまうのだ。
「自己評価」の場合はどうだろうか?「今日はここまで進める」というラインを決め、そこまでこなせた自分を褒める。すると同じように褒められた場合、既に自分の中の目標を達成しているため副産物として素直に受け取れるのではないだろうか?
自分の中の明確なラインを決めておくと他者からは左右されにくくなる。
本音が分からなくなった場合は自分に「あなたどうしたいの?」と問いかけてみるのはどうだろう?
脳は問い掛けると答えを探す働きを持っているため何かしらの答えは引き出されるはずだ。