頑張らない仕組みづくりをしよう!
「頑張るぞ!」と聞くと「違うよな」と思う。もちろん意気込みや意志の強さを見せる上では大事だが続いているだろうか?
私もよく反射的に「頑張ります!」と答えてしまうがその場しのぎになってしまい長くは続かない、ということがよくある。
続かないというのは意識していなくても無理をしているからだと私は考える。苦しくなり「今日は忙しいから」などと理由をつけてやめてしまうのだ。そしてそういう人間なのだと自分で自分を責めてしまい無力感を募らせてしまう。すると「どうせ」「俺なんて」という言葉が浮かんでくる負の循環に入り罪悪感を感じてしまう。そこに楽しさは存在せず苦しくなり当初掲げた目的を見失ってしまうのだ。
この読んでくれているあなたが自然と行なっていること、私であったら読書だが頑張っていると感じるだろうか?
私は物語を楽しむ、視野を広げるために読んでいるので頑張っていると感じたことはない。寧ろ読まないとストレスを感じてしまうほどだ。
続けるには「やらされ感をなくすこと」と「仕組み作り」が重要だと私は考える。
「やらされ感」については自分の目的を決めることで払拭しやすくなる。先程の例だと「楽しむ」「視野を広げる」という目的だ。
もし『読書は考え方が広がるから、為になるから読みなさい!』誰かに言われていたら絶対に続かないと断言できる。恐らく読書中にもその人の言葉が浮かんできて集中ができず続かないだろう。やらされているから楽しさを感じづらいのだ。 自分の内側から湧き出る気持ちに従い進んだ方がやらされ感は払拭できる。
「仕組みづくり」の重要性は日々実感している。
例えば歯磨きスクワットだ。 その名の通り歯磨き中にスクワットをするだけで自分の歯を綺麗にし身体も鍛えられる一石二鳥だ。
twitterでも投稿している「印象に残った言葉や考え方 」についてはその箇所をノートにまとめ、隙間時間に音声入力をし下書きとして残すだけ。そうすることで安定した投稿を実現した。
読書ラジオも下書き機能を利用することで毎週日曜の更新を守れている。
これらはすべて「仕組みづくり」を利用したものでずっと続けられている。頑張っているつもりは全くない。
何かの作業に組み込んだりストックを残すことで余裕ができ安定感を持たせることができるのだ。余裕があるから楽しさを持続することができる。
「頑張らないようにしよう!」と聞くと怠けていると感じるがむしろ頑張らないように頑張るのだ。逆説的ではあるがそうすることが続けるコツである。
今年は残り3ヶ月、あなたは何を頑張りませんか?